2012年 06月 14日
スプリンガーフォークの宿命!
今回はスプリンガー!

この車輌は以前、車検依頼で入庫した事がありました。
その際に試乗したのですが車体が凄くぶれた為、今回はその修理で
再入庫して頂きました。

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まずはジャッキアップしてベアリングをチェックします。


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そもそも、スプリンガーフォークは見た目は非常にクラシカルで良いのですが
その重量は異常なまでに重く、フレームのネックに対して水平ではなく
少し内側に立たせるような角度で地面の方へ伸びています。

その伸びたリジットフォークからロッカーアームがでてスプリンガー
アクスルトそこから前に伸ばしてトレールを補正する構造です。

昔から良くある45 74と言ったスプリンガーと見た目こそ似ていますが
長さや重さ そして角度も全て違い88 96キュービックを受け止める重い車体と
合せるとそのステアリングステムに掛かる負担は想像を絶します。

そしてフォークと車体は重く丈夫く進化しましたがステムシャフトの軽は
45スプリンガーや74スプリンガーと変わらずベアリングもそのままの
テーパーローラーベアリングを採用しています。

調整の良し悪しでもベアリングの寿命は変わりますが
相当の確立でダメになります。

つまり構造上仕方ないのです。


まず、スプリンガーフォークの車輌の多くはベアリングがダメになると
アウターレースにニードルの形に傷が出来てそこへニードルがコツコツと
はまり込むような感覚で、コーナーなどでハンドルを少し切るとそこへはまり
キレイにコーナーを曲がれずワダチなどに足元を取られる感じです。

が!!!
しかし、今回の症状は自分の経験上では全然違う症状でありました。

ジャッキアップしてもベアリングがはまり込む様な違和感は無く
100㌔出してもアクセルをONの時は全く症状は出ずに
30㌔でもアクセルをOFFにするとタイヤの接地面を基準にメトロノームの
動きの様なブレが起こり非常に危険でした。

しかし経験上考えられる場所はステムベアリングと
ローダウンされてはいるもののフニャフニャのリアショック!

一箇所づつ、少しづつ調整しては試乗!
調整しては試乗を繰り返します。

めんどくさくて非常に大変ではありますがこれを怠ると
治った場合に原因が何処であったか解らなくなってしまうからです。


結局、時間をかけて調整と試乗を繰り返しましたが
原因は解らずでした!

が!!!
昔、ディーラーに勤めていたときの友人が全く同じ症状で
死にそうになったとか!

その時にステムベアリングの交換でその症状は治まったとの情報を聞き
何とか出口が見えました!

今はまだ修理が完了していませんが、結果が出次第BLOGに書こうと思います。


因みに写真はベアリングの調整に必要なSST(特殊工具)
SIMMONSオリジナルのスプリンガー用ベアリング調整ツール!
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ハンドルとライザーまで取って
トップブリッジ緩めないと出来ないので非常にめんどくさいのです。
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締め付け調整は経験が必要なので自分ではやらない方が賢明です!

雑誌やディスカバリーchの外人見たく締めると最悪死にますw。


結果としては出せていません、チョットした事ですが
開業13年目にしても未だスキルアップしていくのが体感できると
チョットした事ですが非常にやり甲斐をかんじます。

そして生涯修行中でありますw。

おしまい。


by simmons-cycles | 2012-06-14 18:39 | 修理 | Trackback
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